結局、私は、高校生になっても、大学生になっても、自分の腋臭(わきが)に気づかずに過ごしました。

私が自分のワキガに気づいたのは彼女ができてからでした。

そして!

なんと、驚くことに、私の彼女はワキガ好きだったのです。

lovewaki

私の彼女は「ワキガ好き」だった!?

きっかけは、私が「なんかオレ、汗臭くないか?」と、彼女に聞いたことでした。

彼女は「どれどれ?」と言いながら、私の腋に顔を近づけました。

その瞬間!彼女は「臭あっっっっっ!!」と雄叫びを上げながら、もんどり打ってぶっ倒れたのです。

それ以来、彼女は何かと私のワキを嗅ぐようになった

それからと言うもの、なぜか彼女は、何かと私の腋を嗅ぐようになりました。

  • 飯を食った後に嗅ぐ
  • TVを見てる時に嗅ぐ
  • 車の運転中に嗅ぐ…

車の運転中なんかにワキを嗅がせると、「臭っっっっっっ!」と車内で飛び上がり、車内ミラーに頭をぶつけたりするので、本当にキモを冷やしました。

私は「ワキガは愛すべきポイントだ」とカン違いした

この時からでしょうか…「ワタシは腋が臭い」ということを意識し始めたのは。

しかし、幸か不幸か、彼女がワキガ好きだった。

なので、私は、ワキガというものは「決して嫌われるものではない」と思いこんでしまったのです。

むしろ「愛すべきポイント」なのだと、とんでもない思い違いをしてしまったのでした。

私は彼女から「ワッキー」というあだ名をつけられ、のんきな20代を過ごしていました。

腋ノ下薫

最初から読みたい方はコチラ!