私が、自分のワキガに悩み始めたのは、2人目の彼女と出会ってからです。
1人目の彼女はワキガ好きだったのに…
最初の彼女はワキガ好きでした。
ですので、私の腋臭はむしろ「ポイントが高かった」のです。
私がワキを嗅がせてあげれば、彼女は臭がりながらも喜ぶのですから、今思うと相当変わったカップルですよね?
でも、この彼女のお蔭で、私は自分のワキガを「これっぽちも悩むことはなかった」のです。
2人目の彼女からはワキガを拒絶された…
しかし…2人目の彼女はそうはいきませんでした。
ことあるごとに
- 「汗臭いよ」
- 「臭いなあ」
- 「風呂入んなよ」
- 「ワキガだから洗濯物は一緒に洗わない」
- 「ちょっと向こう行ってよ、ワキガが移る」
- 「クッセー」
…などなどなど、ワキガであることを嫌がられ、拒絶され、責められたのでした。
私のワキガは、世間様に大迷惑をかけていた!
この時から私は、
- 自分が「ワキガ」という症状を持っている。
- そのため、他人様に迷惑をかけている。
- それどころか嫌がられている!
…ということをはっきりと認識し始めたのでした。
それだけではありません。
数々の謎が解けてゆきました。
- 電車で隣に座った女性が、困ったような顔をして別の席に移動していった謎
- タンクトップで喫茶店に入ったら、店主があからさまに迷惑そうな顔をした謎
- キャバクラでシャツを脱いだ瞬間、嬢が「うわ~」というような表情でのけぞりかけた謎
…明らかに、これらのリアクションは、私の腋臭(ワキガ)が原因だったのです。
臭いに敏感な彼女ができてからというもの…私は自分のワキの臭いを気にし始めました。 生まれて初めて、エチケットというものを意識しはじめたのです。 エチケットでは腋臭は治らなかった… 今まで、自分のワキガをまったく気にしてい …
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