私は、温泉によるワキガ治療にとても興味を持っています。
「ワキガとラドン温泉」という記事でも触れましたが、特に「ラジウム温泉」の治療効果に強く惹かれます。
そんなわけで、今回は、日本の誇る\最強の/天然ラジウム温泉…玉川温泉をご紹介します。
ナマハゲが怖い…
玉川温泉とは?
玉川温泉をご存じない方のために、簡単にご説明しますネ。
玉川温泉の場所
玉川温泉は、秋田と岩手の県境にある「放射能泉」です。
住所は、秋田県仙北市田沢湖玉川となります。
東北の山奥です。
冬は雪に閉ざされ、一般車は通行禁止となります。
玉川温泉の発祥
玉川温泉が発見されたのは江戸時代です。
傷を負った鹿がこの温泉で傷をいやしていたことから、「鹿の湯」と呼ばれていたそうです。
…動物が最初の湯治客だったのですね(^◇^)
玉川温泉は、今から約1200年前、秋田県の山奥にある焼山岳の中腹が爆発して出来上がりました。
源泉の周辺は、今もあちこちから蒸気が噴き出しており、イオウの臭いがプンプンしています。
玉川温泉の特長
玉川温泉の特長を挙げてみます。
1.まれにみる強酸性の湯
PH(ペーハー)1.2と言う、日本でイチバン「強酸性」の源泉です。
このお湯につけておくと、包丁の刃が一晩で溶けるそうです(;’∀’)
もちろん魚も住めません。
このため、この源泉は「玉川毒水」と呼ばれていたそうです。
飲泉もストローを使います。
歯が溶けないようにです(*_*)
2.難病に効く放射線
玉川温泉のお湯にはラジウムが含まれており、微量の放射線を発生させています。
この放射線が、ガンを始めとする難病に良い効果を及ぼすと信じられています。
ですので、全国各地から多数の湯治客が来訪します。
3.北投石
北投石(ほくとうせき)は、玉川温泉の源泉の沈殿物によって出来上がった鉱石です。
この鉱石は、ラジウムを含有し、微量の放射線を出しているので、岩盤浴効果があります。
しかし、国の天然記念物に指定されていますので、持ち帰ることは法律で禁止されています。
4.岩盤浴
玉川温泉は入浴だけではなく「岩盤浴」もできます。
温泉周辺の岩盤から放出される微量の放射線によって「ホルミシス効果」が期待できます。
ホルミシス効果は、
- 免疫機能の向上
- 身体の活性化
- 老化を抑制
- 自然治癒力を高める
…と言われています。
玉川温泉の行き方
玉川温泉は遠いです。
東京からですと、秋田新幹線「こまち」に乗って、田沢湖駅で下車します。(約3時間)
そこから玉川温泉行きのバスに乗って約80分。
…合計すると東京~玉川温泉まで4時間半もかかります。
当然、電車では日帰りはキツイです。
玉川温泉の魅力
玉川温泉の「魅力」をお伝えします。
1.とても庶民的
玉川温泉は、まるで「公衆浴場」のように飾り気のない温泉です。
天井が高く、だだっ広く、昔造りの木造建築で、のびのび、ほのぼのできます。
おじいちゃん、おばあちゃん、若者、ファミリーまで、皆が思い思いに湯につかってくつろいでいます。
とても庶民的でリラックスできますよ。
2.源泉が超スッパイ!
玉川温泉の源泉は強酸性です。
もの凄くスッパイです。
まるで梅酢の中に浸かっているようなものです。
このお湯がちょっとでも目に入ろうものなら、猛烈に痛いです。
飲泉もできますが注意してください。
後でうがいをしないと歯が溶けます(;’∀’)
…こんな強力な湯につかっていたら、ワキも滅菌されることでしょうネ(笑)
3.ホルミシス効果でリラックス
玉川温泉のお湯は「放射線」を出しています。
そのためか、浸かっていると何だかとてもリラックスした気分になります。
また、身体が芯から暖まって、ぜんぜん湯冷めしません。
また、身体が「ジンジン」する不思議な体感があります。
4.自由に岩盤浴ができる
玉川温泉の源泉を5分ほど上って行くと、山の中腹のような場所があります。
そこでは、沢山の人が岩盤浴をしています。
岩盤からは源泉の湯気が噴出しており、皆、自由に寝転がって過ごしています。
ちょっとしたパラダイスのような雰囲気です。
岩盤からは放射線が多く出ているので、病気の治療が期待できます。
岩盤浴でワキガを治療している私です。
ここで体験できますよ。