「親から子供にわきがは遺伝しますか?」

そんな悩みを抱えている親御さんも多いことでしょう。

そこで、このコーナーでは

ワキガは遺伝するか?

…を考えてみます。

わきがは遺伝するのか?

「ワキガは遺伝するのか?」

この問いに答えるのは、難しいです。

なぜなら、「遺伝」に関してはまだまだ謎が多いからです。

私はこの記事を書くにあたり、1年もの間悩みましたが、未だに結論が出ていません。

ですので、私が述べることはあくまで仮説でしかないことを、あらかじめ断っておきます。

両親のどちらかがワキガだと、子供はワキガになるケースが多い!

「ワキガは遺伝するか?」

結論として、確かにワキガは遺伝すると思います。

実際、私の身近なワキガの人も、ご両親のどちらかがワキガの人が多いです。

「どちらの体質を受け継ぐか?」が勝負の分かれ目!

たとえば、テディーさん一家を例に取ります。

姉であるテディーさんはワキガですが、妹さんはワキガではないそうです。

これは、テディーさんが「ワキガのお父さんの体質」を受け継いだからです。

腋ノ下薫

テディーさんは「お父さん似」です。

そして、「ワキガではないおかあさんの体質」を受け継いだ妹さんは、ワキガにはなりませんでした。

腋ノ下薫

妹さんは「お母さん似」です。

この例からわかるように、「どちらの体質を受け継ぐか?」が勝負の分かれ目となってきます。

「両親ともワキガ」の場合、高確率でワキガを受け継ぐ!

では、両親ともワキガだった場合、その子どもはどうなるのか?

ワキガになる可能性が高いと思います。

両親ともワキガだと、その子どもは、高確率でワキガ体質を受け継ぐからです。

ただし、必ずそうなるとは限らない

ただし、ガッカリしないでください。

冒頭でも申し上げた通り、「遺伝」に関しては、まだまだわからないことが多いです。

ですので、必ずそうなるわけではありません。

遺伝する可能性は高いですが、そうならないケースもあるのです。

「両親ともワキガでない」場合でも、安心はできない!

では、両親にワキガが発症していない場合、その子供は安心なのでしょうか?

実は、そうとも言えません。

たとえば、お父さんはワキガではない、しかし「水虫」だったとしましょう。

この場合、子供にその「水虫体質」が遺伝して、ワキガとして発症することもあります。

私は「父の水虫体質」を受け継ぎ、ワキガになった

ちなみに、私はこのケースです。

うちの両親はワキガではありませんでした。

しかし、私はワキガになりました。

それはなぜか?

私が父の「水虫体質」を受け継ぎ、ワキガとして発症したからです。

皆さんは「水虫とワキガがどういう関係にあるの?」って疑問に思うかもしれません。

しかし、水虫もワキガも体内に老廃物が溜まりやすいと言う点では同じです。

そのような体質の遺伝が、ワキガになるケースもあるのです。

「ワキガ体質」が遺伝してもワキガにならないケースもある!?

先ほど、「ワキガ体質は遺伝する」と申し上げました。

しかし、実は、ワキガが必ず発症するとは限りません。

なぜなら、ワキガは体質+環境要因で発症するからです。

ですので、いくら「ワキガ体質」であっても、食生活などが良ければ、ワキガにならないケースもあるのです。

油断禁物!「ワキガ体質」の遺伝がなくとも、ワキガになるケースもある!?

ただし、「ワキガ体質」の遺伝がなくとも、ワキガになるケースもあります。

あまりに「環境要因」が悪ければ、ワキガになる可能性もでてくるのです。

一例を上げれば「暴飲暴食」や「肉食過多」です。

こういう食生活の乱れが、ワキガを引き起こすことがあります。

ですので、ご両親がワキガではないからと言って、油断しないようにしてください。

「ワキガ遺伝」を心配するのはやめよう!

最初に申し上げた通り、「ワキガが遺伝して、子供もワキガになってしまうのではないか?」と心配している親御さんも多いと思います。

しかし、それは取り越し苦労です。

「遺伝」は謎が多いです。決して一筋縄ではゆかないものです。

ですので、いくら親がワキガでも、「子供がワキガになるかどうか」なんて、本当は誰にもわからないのです。

また、それをコントロールすることも不可能です。

私たちは、「遺伝」に関しては無力なのです。

ですので、生まれてくる子供のワキガを心配するのは、やめましょう。