内臓の不調によって、ワキガになる人は多いです。
- 腎臓
- 肝臓
- 膵臓・胆のう
…などがうまく働いていないと、老廃物の処理がうまくゆきません。
その結果、ワキから老廃物が流れ出てしまうのです。
ちなみに、私のワキガも「内臓の不調」が原因です(*´Д`)=3
ワキガの原因は内臓の不調!
それでは、それぞれの臓器が、どのようにワキガを引き起こしているかを考えてみましょう。
1.腎臓が弱いとなぜワキガになる?
腎臓が弱かったり、不調だったりすると、なぜワキガになるのでしょうか?
老廃物を尿から排出できない
腎臓は血液を濾過し、老廃物を尿として体外へ排出する役割を持っています。
腎臓の働きが悪いと、本来「尿」として排出されるべき老廃物が体外に出てゆきません。
そうなると、老廃物はワキから流れ出ることになります。
そのため、このタイプの人の腋汗はおしっこの匂いがすることが多いです。
2.肝臓が弱いとなぜワキガになる?
肝臓が弱かったり、不調だったりすると、なぜワキガになるのでしょうか?
有害物質を解毒できない
人は食事をすると、食材に含まれる「添加物」や「農薬」などの有害物質をも取り込んでしまいます。
また、それだけでなく体内の「代謝活動」を通しても、有害な物質を体内に溜め込んでいます。
たとえば、たんぱく質の分解に伴って発生する「アンモニア」などがその代表例です。
そんな有害物質を分解してくれるのが「肝臓」です。
しかし、 肝臓の機能が弱いと、そういった解毒作用が追いつかなくなります。
その結果、ワキから有害物質がダダ漏れになり、ワキガになってしまうのです。
3.膵臓・胆のうが弱いとなぜワキガになる?
「膵臓」や「胆のう」が不調だったりすると、なぜワキガになるのでしょうか?
注意する点は、膵臓と胆のうは、脂肪分を消化する役割があるということです。
「膵臓」の働き
膵臓は「膵液」という消化酵素を分泌します。
膵液に含まれる「リパーゼ」など数種類の酵素が、脂肪を「脂肪酸」と「グリセリン」に分解して消化を助けています。
「胆のう」の働き
胆のうは、肝臓でつくられた消化液「胆汁」を蓄えています。
肉を食べると、胆のうから「胆汁」が放出されます。
胆汁は肉の脂肪分を乳化し、消化・吸収させやすい形に変化させ、消化を助けています。
「膵臓」「胆のう」が弱いと、脂肪を消化できず、ワキガになる!
つまり、「膵臓」や「胆のう」が弱いと、脂肪を十分に消化できないという事になります。
そのため、ワキから脂肪分がダダ漏れになり、ワキガになると私は考えています。
「内臓の不調」を改善する方法
このように、内臓が弱っていたり、不調だったりすると、ワキガを引き起こす原因となります。
では、「内臓の不調」を改善するには、どうすれば良いのでしょうか?
1.内臓の全体的強化
内臓はすべてつながっており、それぞれが補い合っています。
ですので、肝臓・腎臓・膵臓…と分けて考えるのではなく、内臓の「全体的強化」が必要です。
肝臓が悪いのであれば、腎臓も強化する必要があるのです。
「内臓全般」を改善するよう心がけてください。
2.内臓に休息を与える
内臓は疲れやすいので、十分な休息を与えることが大切です。
- 朝飯を抜く
- 小食にする
- 断食をする
…などが、内臓の改善にとても有効です。
3.添加物や農薬に注意
食品に含まれる「添加物」や「農薬」は、てきめんに内臓を痛めます。
なるべく、「添加物」や「農薬」などを使った食材を口にしないようにしましょう。
これが減るだけで、ずいぶんと内臓の負担が減ります。
また、飲み水にも、十分注意してください。
水道水などは塩素が入っているので、本当は飲み水としては、あまりオススメできません。
引き続き、「ワキガと水」について書いてゆきます。 前回、ワキガを改善するには「水」が重要であるという事を解説しました。 …では、「ワキガを改善する可能性がある水」とは、どのようなものなのでしょうか? 「ワキガ改善」の可能 …
4.肝臓・腎臓は冷やさない
肝臓・腎臓は、暖めることで働きが良くなります。
最低限、冷やさないようにしましょう。
寒い時は、寝床に湯たんぽを入れて、体幹を温めてあげると良いでしょう。
5.腸内環境を良くする
腸内環境が悪いと、腸の中に「有毒ガス」が溜まります。
その有毒ガスを無毒化しようと、肝臓や腎臓は、いっしょうけんめい働くことになります。
そういうわけで、肝臓や腎臓の「負担」を減らすには、腸内環境を良くすることがとても大切です。
発酵菌などの「善玉菌」を積極的に摂って、腸内環境を良くしましょう。
6.ストレスのある生活をしない
ストレスは、思ったより内臓に負担をかけます。
「人間の心」と「内臓」は密接につながっているのです。
ですので、内臓を休めるためにも、ストレスを感じる生活をしないことが大切です。
まとめ
以上、内臓の不調はワキガの原因になります。
今回は、
- なぜ、内臓(肝臓・腎臓・膵臓)が弱っているとワキガになるのか?
- 内臓の不調を改善する方法
…を解説しました。
内臓の不調を改善するには、
- 断食などをして、内臓を休める
- 食品添加物や農薬に注意する
- 肝臓・腎臓を冷やさない
- 腸内環境を良くする
- ストレスのある生活をしない
…などに注意しましょう。
「内臓の不調」が原因でワキガになっている人は多いです。
上記を心がけ、改善を目指してくださいね。
あなたのワキガは、どれが原因ですか?