ワキガには「玄米食」をオススメします。
玄米を食べることで、内臓のデトックスになり、ワキガが改善する可能性があるのです。
このコーナーでは、リアル・ワキガである筆者が「ワキガのための玄米食のノウハウ」をお伝えします。
玄米食で、ワキガを改善できるのか?
最近は、健康のために、白米よりも「玄米」を食べる方が増えています。
なぜなら、玄米には
- ミネラルやビタミンが豊富に含まれている
- 栄養のトータルバランスが取れている
- フィチン酸という【デトックス物質】が含まれている
- 体内から毒素を排出する作用がある
…などの効果があるからです。
では、玄米で「ワキガを改善する」こともできるのでしょうか?
デトックス物質「フィチン酸」がワキガに良い!?
玄米には「フィチン酸」というデトックス物質が含まれています。
これが、内臓の負担を減らし、ワキガを改善してくれます。
ワキガの原因は「肝臓や腎臓の弱り」
ワキガの原因「内臓の不調タイプ」 にも書きましたが、現代の食品は添加物だらけです。
そのため、肝臓や腎臓はフル稼働で解毒にいそしんでいます。
しかし、その処理能力にも限度があります。
「解毒処理」が追い付かなくなると、その結果、有害物質はワキから排出されるようになってきます。
その結果が「ワキガ」であると、私は考えています。
玄米の「フィチン酸」が、肝臓や腎臓の負担を減らす
そこで、玄米食です!
玄米に含まれている「フィチン酸」は、重金属と結合する性質があります。
ですので、水銀や鉛といった「有害物質」を体外に排出してくれます。
そのため、玄米食をすると、肝臓や腎臓の負担を減らすことができるのです。
その結果、ワキガ改善効果が期待できるのです。
ワキガに効果がありそうな「玄米のビタミン」
玄米には、デトックス効果のほかに、「体を正常に保つため」の栄養素がたくさん含まれています。
ワキガに効果がありそうな「ビタミン」を紹介しておきますね。
1.ビタミンB2
ビタミンB2は、脂分(あぶらぶん)を分解する働きをしています。
脂分のスムーズな分解と吸収は、ワキガにとって必須です!
吸収されない脂はワキから排出され、体臭を発生させる恐れがあるからです。
![腋ノ下薫](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/wakinoshita1.jpg)
ちなみに玄米には、白米の3倍のビタミンB2が含まれています。
2.ビタミンE
ビタミンEは「若返りのビタミン」といわれており、酸化による細胞のダメージや老化を防ぎます。
酸化したような酸っぱい体臭の人は、ビタミンEを補給するといいかもしれません。
また、ビタミンEは、毛細血管を拡げて血行を良くする働きもあります。
ですので、体内に溜まった老廃物の排出がスムーズになり、ワキガの改善が期待できます。
![腋ノ下薫](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/wakinoshita1.jpg)
ちなみに、ビタミンEは、白米にはほとんど含まれていません。
3.ビタミンB1
ビタミンB1は、体内で糖(デンプンなど)をエネルギーに変えてくれます。
ビタミンB1が不足すると、糖を効率よくエネルギーに変えることができず、体が疲れやすくなってしまいます。
脇から、甘いデンプン系の匂いがする人は、ビタミンB1が足りず、糖分がワキから垂れ流しになっているのかもしれません。
ちなみに、玄米に含まれるビタミンB1の量は、白米の4倍にもなります。
![腋ノ下薫](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/wakinoshita1.jpg)
白米を水で研ぐと、水溶性であるビタミンB1はさらに少なくなってしまいます。
玄米食の「注意点」
では、実際に、玄米食をする際の「注意点」を解説しますね。
1.玄米は、水に半日ほど浸してから炊こう!
玄米には「アブシジン酸」が含まれており、ミトコンドリアに悪影響を及ぼすと言われています。
ミトコンドリアが悪影響を受けると、体内酵素の働きが鈍くなり、エネルギーを作り出せなくなるという問題が起こります。
アブシジン酸とは?
種子(玄米)が自分自身を外敵から守るために、適切な時期が来るまで発芽を抑制する「発芽抑制因子」のこと
…ですので、玄米食をするには、工夫が必要です。
水に半日ほど浸す!
「アブシジン酸」をなくすには、玄米を水に半日ほど浸しておき発芽させることです。
これにより、「アブシジン酸」は消えてゆきます。
玄米は「天日干し」のものを食べよう!
しかし、市販の玄米の多くは発芽力が弱く、発芽できないものがあります。
乾燥機械による「高温処理」のため、玄米が死んでし まっているらしいのです。
そういうわけで、玄米は天日干しのものを食べる必要があります。
玄米を購入したら、発芽するかどうかを調べてみよう!
玄米を購入したら、実際に水に漬けて2、3日様子を見てみましょう。
ちゃんと発芽していたら、その玄米は大丈夫です!
2.無農薬玄米を食べよう!
玄米は、白米と違って「外皮」が残っていますよね?
ですので、もし、農薬がかかっていたら、その害を受けやすくなります。
そういうわけで、玄米を食べるなら、必ず「無農薬玄米」にすることが大切です。
3.「フィチン酸」の弊害はある?
玄米に含まれる「フィチン酸」は、体内から有害物質を排出してくれます。
しかし同時に、必要なミネラル分も排出してしまうと言われることもあります。
しかし、これが事実かどうかは多くの論争が為されており、真偽ははっきりしていません。
![腋ノ下薫](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/wakinoshita1.jpg)
ですが、私の体験上、弊害はほとんどないと感じます。
水に半日漬けておけば、問題ありません。
![テディー](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/tedy1.jpg)
もし、害があれば、
玄米食をしていた江戸時代の人は、みんな病気になってしまいますよね?
「炒り玄米」もオススメ!
炊いて食べるだけでなく、炒り玄米も良いですよ。
「炒り玄米」のやり方
- 玄米を水洗いして、半日置きます
- 鉄のフライパンに、玄米を乗せ、5~10分ほど弱火で炒ります
- こんがりと小麦色になってきたら、火を止めます。
- 自然塩をまぶして食べます
炒り玄米は、歯ごたえは固いですが、ポップコーンのようにポリポリと食べられます。
![テディー](https://wakinoshita.com/wp/wp-content/uploads/2020/09/tedy1.jpg)
栄養があるだけでなく、体内の余分な水分も取ってくれますよ。
血行が良くなったような気がする…
筆者が、「炒り玄米」を食べた実感としては、足先の血行が良くなったように感じられたことです。
血行が良くなるということは、ワキガにも良い効果が期待できると思います。
まとめ
今回は、ワキガを改善するための「玄米食」を解説しました。
玄米には、
- ミネラルやビタミンが豊富に含まれている
- 栄養のトータルバランスが取れている
- フィチン酸という【デトックス物質】が含まれている
- 体内から毒素を排出する作用がある
…ですので、ワキガや体臭を良くする可能性があります。
ぜひ、「玄米食」にトライしてみてくださいね。