ワキガには「玄米食」をオススメします。

玄米を食べることで、内臓のデトックスになり、ワキガが改善する可能性があるのです。

このコーナーでは、リアル・ワキガである筆者が「ワキガのための玄米食のノウハウ」をお伝えします。

genmai

玄米食で、ワキガを改善できるのか?

最近は、健康のために、白米よりも「玄米」を食べる方が増えています。

なぜなら、玄米には

  1. ミネラルやビタミンが豊富に含まれている
  2. 栄養のトータルバランスが取れている
  3. フィチン酸という【デトックス物質】が含まれている
  4. 体内から毒素を排出する作用がある

…などの効果があるからです。

では、玄米で「ワキガを改善する」こともできるのでしょうか?

デトックス物質「フィチン酸」がワキガに良い!?

玄米には「フィチン酸」というデトックス物質が含まれています。

これが、内臓の負担を減らし、ワキガを改善してくれます。

ワキガの原因は「肝臓や腎臓の弱り」

ワキガの原因「内臓の不調タイプ」 にも書きましたが、現代の食品は添加物だらけです。

そのため、肝臓や腎臓はフル稼働で解毒にいそしんでいます。

しかし、その処理能力にも限度があります。

「解毒処理」が追い付かなくなると、その結果、有害物質はワキから排出されるようになってきます。

その結果が「ワキガ」であると、私は考えています。

玄米の「フィチン酸」が、肝臓や腎臓の負担を減らす

そこで、玄米食です!

玄米に含まれている「フィチン酸」は、重金属と結合する性質があります。

ですので、水銀や鉛といった「有害物質」を体外に排出してくれます。

そのため、玄米食をすると、肝臓や腎臓の負担を減らすことができるのです。

その結果、ワキガ改善効果が期待できるのです。

ワキガに効果がありそうな「玄米のビタミン」

玄米には、デトックス効果のほかに、「体を正常に保つため」の栄養素がたくさん含まれています。

ワキガに効果がありそうな「ビタミン」を紹介しておきますね。

1.ビタミンB2

ビタミンB2は、脂分(あぶらぶん)を分解する働きをしています。

脂分のスムーズな分解と吸収は、ワキガにとって必須です!

吸収されない脂はワキから排出され、体臭を発生させる恐れがあるからです。

腋ノ下薫

ちなみに玄米には、白米の3倍のビタミンB2が含まれています。

2.ビタミンE

ビタミンEは「若返りのビタミン」といわれており、酸化による細胞のダメージや老化を防ぎます。

酸化したような酸っぱい体臭の人は、ビタミンEを補給するといいかもしれません。

また、ビタミンEは、毛細血管を拡げて血行を良くする働きもあります。

ですので、体内に溜まった老廃物の排出がスムーズになり、ワキガの改善が期待できます。

腋ノ下薫

ちなみに、ビタミンEは、白米にはほとんど含まれていません。

3.ビタミンB1

ビタミンB1は、体内で糖(デンプンなど)をエネルギーに変えてくれます。

ビタミンB1が不足すると、糖を効率よくエネルギーに変えることができず、体が疲れやすくなってしまいます。

脇から、甘いデンプン系の匂いがする人は、ビタミンB1が足りず、糖分がワキから垂れ流しになっているのかもしれません。

ちなみに、玄米に含まれるビタミンB1の量は、白米の4倍にもなります。

腋ノ下薫

白米を水で研ぐと、水溶性であるビタミンB1はさらに少なくなってしまいます。

玄米食の「注意点」

では、実際に、玄米食をする際の「注意点」を解説しますね。

1.玄米は、水に半日ほど浸してから炊こう!

玄米には「アブシジン酸」が含まれており、ミトコンドリアに悪影響を及ぼすと言われています。

ミトコンドリアが悪影響を受けると、体内酵素の働きが鈍くなり、エネルギーを作り出せなくなるという問題が起こります。

アブシジン酸とは?

種子(玄米)が自分自身を外敵から守るために、適切な時期が来るまで発芽を抑制する「発芽抑制因子」のこと

…ですので、玄米食をするには、工夫が必要です。

水に半日ほど浸す!

「アブシジン酸」をなくすには、玄米を水に半日ほど浸しておき発芽させることです。

これにより、「アブシジン酸」は消えてゆきます。

玄米は「天日干し」のものを食べよう!

しかし、市販の玄米の多くは発芽力が弱く、発芽できないものがあります。

乾燥機械による「高温処理」のため、玄米が死んでし まっているらしいのです。

そういうわけで、玄米は天日干しのものを食べる必要があります。

玄米を購入したら、発芽するかどうかを調べてみよう!

玄米を購入したら、実際に水に漬けて2、3日様子を見てみましょう。

ちゃんと発芽していたら、その玄米は大丈夫です!

2.無農薬玄米を食べよう!

玄米は、白米と違って「外皮」が残っていますよね?

ですので、もし、農薬がかかっていたら、その害を受けやすくなります。

そういうわけで、玄米を食べるなら、必ず「無農薬玄米」にすることが大切です。

3.「フィチン酸」の弊害はある?

玄米に含まれる「フィチン酸」は、体内から有害物質を排出してくれます。

しかし同時に、必要なミネラル分も排出してしまうと言われることもあります。

しかし、これが事実かどうかは多くの論争が為されており、真偽ははっきりしていません。

腋ノ下薫

ですが、私の体験上、弊害はほとんどないと感じます。

水に半日漬けておけば、問題ありません。

テディー

もし、害があれば、

玄米食をしていた江戸時代の人は、みんな病気になってしまいますよね?

「炒り玄米」もオススメ!

炊いて食べるだけでなく、炒り玄米も良いですよ。

「炒り玄米」のやり方

  1. 玄米を水洗いして、半日置きます
  2. 鉄のフライパンに、玄米を乗せ、5~10分ほど弱火で炒ります
  3. こんがりと小麦色になってきたら、火を止めます。
  4. 自然塩をまぶして食べます

炒り玄米は、歯ごたえは固いですが、ポップコーンのようにポリポリと食べられます。

テディー

栄養があるだけでなく、体内の余分な水分も取ってくれますよ。

血行が良くなったような気がする…

筆者が、「炒り玄米」を食べた実感としては、足先の血行が良くなったように感じられたことです。

血行が良くなるということは、ワキガにも良い効果が期待できると思います。

まとめ

今回は、ワキガを改善するための「玄米食」を解説しました。

玄米には、

  1. ミネラルやビタミンが豊富に含まれている
  2. 栄養のトータルバランスが取れている
  3. フィチン酸という【デトックス物質】が含まれている
  4. 体内から毒素を排出する作用がある

…ですので、ワキガや体臭を良くする可能性があります。

ぜひ、「玄米食」にトライしてみてくださいね。